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健康食品で死んではいけない

講談社+α新書 882−1B
長村洋一/〔著〕
著作者
長村洋一/〔著〕
メーカー名/出版社名
講談社
出版年月
2024年12月
ISBNコード
978-4-06-536951-7
(4-06-536951-7)
頁数・縦
228P 18cm
分類
新書・選書/教養 /講談社+α新書
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出版社の商品紹介

出版社からのコメント

「お茶で血圧が下がるなら薬を飲む前に試してみようか」「健康食品でダイエットできるならそれがいちばん楽だもの」「食生活が不規則だからビタミンやミネラルで補うしかない」「健診で指摘された異常値を薬でなく下げたい」「夏までに痩せたい」「ぐっすり眠りたい」などなど幅広い年齢の人がさまざまな理由で健康食品を生活に取り入れています。食品由来だから安全、賢く生活に取り入れよう、と考える人は多いはず。実際、健康食品市場は右肩上がりで、メディアは健康食品の広告であふれています。そこには、健康診断で検査対象になるコレステロール値や血圧、血糖値を下げる作用から、腸内環境、脂肪燃焼、骨粗しょう症予防、性機能改善、認知機能アップ、老化予防、快眠、ダイエットなどなど、消費者が欲しいと思うものばかりです。しかし、そうした効果をうたう健康食品で被害が後を絶ちません。2024年3月小林製薬による紅麹問題が発覚。被害の大きさに海外でも注意喚起を行った国もあるほどでした。特にサプリメントの形で濃縮されたことで起きるにより被害も増大。また普段飲む薬との飲み合わせでも起こります。医薬品を不法に混入する悪質なケースも多くこちらも毎年何十件と摘発されています。ではどんな健康食品を使えばいいか知りたいものですが、実は医師や薬剤師などの医療職者は健康食品に対する知識はほぼ持っていません。著者の長村洋一さんは長年、大学で教鞭をとりながら健康食品管理士の育成も担ってきました。一方で、市民向けの講演会でも啓発を行っています。すると参加者から長村さんに要望されたのが、健康食品の危険性と、賢く取り入れるための方法をまとめた本を書いてほしいということでした。本書では「悩み」別、健康食品の賢い活用法も紹介しています。自分や自分のセルフケアの基本として、身近な健康食品の常識をアップデートするのに欠かせない1冊です。〈目次より〉はじめに第1章 身近な健康食品の怖い一面第2章 効果のある健康食品のとんでもない裏側第3章 栄養素のビタミンやミネラルで知っておきたい危険性第4章 がんを治せる健康食品はない第5章 薬との飲み合わせがタブーな健康食品第6章 「悩み」別、健康食品の賢い活用法第7章 紅麹事件の真の原因と事件発生の深層第8章 健康食品で命を落とさないためにおわりに

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